Tokyo Embassy Choir (TEC)は首都圏在住の外国人と日本人メンバーから成る、 東京を代表する国際的な合唱団です。 バッハからブロードウェイナンバーまで、 幅広いレパートリーで入場無料のコンサートを開催し、 その都度さまざまなチャリティーへの募金を行います。

また、TEC選抜メンバーによる室内アンサンブル Tokyo Chamber Singers, が併設され、別途演奏を行っています。

音楽監督スティーブン・モーガンは、大変幅広い素養と経験をもとに、 既に20年に亘ってTECを率い、日本の聴衆に新鮮な、質の高い音楽を紹介できることを喜びとしています。

音楽監督

Artistic Director Steven Morgan
Dr.スティーブン・モーガン

スティーブン・モーガンは幼少より半世紀に亘る音楽歴を持ち、指揮者(主に合唱と器楽アンサンブル)とし ては、米国イリノイ州、ミネソタ州、カナダ・ブリティッシュコロンビア州、そして日本で活躍。1995年に来日後 、東京近郊の諸大学で英語と音楽の教鞭を執った後、2014年4月から創価大学ワールドランゲージセンター 及び大学院文学研究科において、国際言語教育専攻の修士コースを指導している。

Dr.モーガンは1998年よりTokyo Embassy Choirの音楽監督・正指揮者として活動。その他にも、東京・聖オル バン教会音楽監督(2001-2010)、東北学院大学客員教授(宗教音楽2007-2008)を歴任、2010年より千葉イ ンターナショナルシンガーズ常任指揮者。2012年にはTokyo International Children’s Choirを発足させ、2014 年まで初代指揮者を務める。また立教大学教会音楽研究所の設立メンバーであり、立教大学大学院キリス ト教学研究科に中核教員として在籍した(2009-2014)。

作曲にも力を注ぎ、以下の代表作がある。「マニフィカート」(2007)、「Sounds of the Winter」(2007)、「イン・ パーチェ~平和のレクイエム」(初演:2011年東京、北米初演:2012年デンヴァー)。2015年4月には米国の 桂冠詩人マーク・ストランドのテキストによる「Seven Last Words」(合唱・独唱・室内管弦楽)がデンヴァーで、 さらに10月には「クラリネットと弦楽合奏のための協奏曲」がニューヨーク市立大学ブルックリン校音楽院で 初演された。

副監督

Assistant Conductor Kimiko Tsurusaki
津留﨑 公子

津留﨑 公子(つるさき きみこ)  武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。ピアノを坂井玲子、高橋綾子、駒ヶ嶺大三の各氏に師事。在学中より室内楽や声楽の伴奏をする。卒業後は在学中より指導を受けていた田鎖大志郎氏(現横浜国大名誉教授、作曲理論担当)と共に合唱の在り方を模索する。現在川口市民合唱団、合唱団ブルンネン・オアシス、ロビンコーラス、コールリラ他にて伴奏と指導法を研究中。

ピアニスト

Accompanist Mariko Sano
佐野真理子

佐野真理子 東京都出身。深海小夜子、田村安佐子、宇野紀子各氏に師事。

ウィーン国立音楽大学夏期セミナーでピアノ、室内楽を学ぶ。 フェリス女学院大学音楽学部器楽学科(ピアノ専攻)を卒業後、声楽伴奏、 器楽伴奏などの演奏活動を行う傍ら、1995年より当団専属ピアニスト。